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今年もよろしくお願いいたします。
昨年から猛威をふるっている新型コロナウィルス感染症により、戦後初の緊急事態宣言が発令され、新しい生活様式への対応など私たちの生活環境は一変することになりました。一刻も早く収束を願うばかりです。

さて、昨年の手術成績は以下のようになりました。昨年後半より一日の手術件数を若干増やしており、手術件数が増えておりますが、手術待ちがなかなか短縮できず大変ご迷惑をおかけしております。現在3か月～4か月待ちになっております。

令和2年度の術中合併症は6例ありました。4例は成熟白内障の症例でした。眼内レンズはそのまま挿入でき術後視力も良好です。1例はもともとチン小帯がかなり弱く、眼内レンズ挿入ができませんでしたが、後日改めて当院にて眼内レンズの強膜内固定を行い視力は良好です。

昨年度は820例中、343例（42％）が近隣の先生方からのご紹介でした。数ある眼科の中で当院を選んでいただいた患者様と当院へご紹介いただく近隣の諸先生方に深く感謝いたします。

令和2年度10月より京都府立医科大学の医師による硝子体手術を開始しました。前述の眼内レンズの強膜内固定や黄斑上膜、硝子体出血等、今まで京都府立医科大学まで行って頂いていた疾患の大半が当院で対応可能となりました。また令和3年度より多焦点眼内レンズも取り扱いも始めました。最適かつ最新設備器機の導入によって、最新医療のご提供に努力しております。

今年もより多くの患者様に「安全で質の高い手術」を提供できるように、日夜努力を重ねていく所存でございます。

なかい眼科クリニック手術実績

※その他の手術に眼瞼下垂以外の眼形成、網膜硝子体手術、霰粒腫、翼状片手術、涙道手術が含まれております。
※網膜光凝固術（レーザー）やヤグレーザーによる後発白内障手術、外来で行った霰粒腫摘出術は含めておりません。

なかい眼科クリニックの手術成績（令和2年度820例）

	例	％
術後眼内炎	0	0.00％
後嚢破損	5	0.6％
チン小帯断裂	1	0.1％

なかい眼科クリニックの白内障手術累計

	件数	術後眼内炎	後嚢破損	チン小帯断裂
計	4,854	0	17	7
確率		0％	0.4％	0.1％
平成22年度	110	0	0	0
平成23年度	276	0	1	1
平成24年度	270	0	0	1
平成25年度	324	0	0	0
平成26年度	424	0	2	1
平成27年度	447	0	1	1
平成28年度	448	0	2	0
平成29年度	477	0	3	1
平成30年度	499	0	2	0
令和元年度	759	0	1	1
令和2年度	820	0	5	1

なかい眼科クリニックの手術総数

	白内障手術	眼瞼	その他	合計
計	4,854	576	85	5,515
平成22年度	110	13	6	129
平成23年度	276	60	13	349
平成24年度	270	58	18	346
平成25年度	324	34	11	369
平成26年度	424	63	6	493
平成27年度	447	60	4	511
平成28年度	448	77	2	527
平成29年度	477	57	2	536
平成30年度	499	51	3	553
令和元年度	759	51	3	813
令和2年度	820	52	17	889

※その他の手術に眼瞼下垂以外の眼形成、網膜硝子体手術、霰粒腫、翼状片手術、涙道手術が含まれております。

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